インデックス投資のファンドの選び方

インデックス投資

積立NISAで投資を始めてみようにも、具体的にどのファンドを選べばいいのかわからない!という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

積立NISAで扱われているファンドは全て金融庁のお墨付きがあるファンドです。長期投資先として問題ないと評価されているため、どれを選んでも間違いは無いです。ただ、何百種類もあるため迷ってしまうと思うので、選ぶ際の考え方を参考にしてください。

※ETF(上場投資信託)という考え方もありますが、今回は積立NISAで一般的に扱われている投資信託の話をします。

インデックス投資の理論を知る

インデックス投資は理論的にも優れた投資法で、その合理性は数学的にも証明されています。インデックス投資がどのような理論か把握したい方は以下の記事をご覧ください。

とにかく手数料を安く抑える

ファンドを選ぶ際は手数料が安いことを最優先にしてください。長期で積み立てるからには手数料は安く抑える必要があります。0.1%の手数料の違いでも10年運用すると大きく差が出るので以下の条件に合うファンドを選んでください。

  • ノーロード(販売手数料無料)を選ぶ
  • 管理費用の安いものを選ぶ(0.2%以下)
  • 無分配型を選ぶ(複利効果)

※無分配型と再投資型は似ていますが税金の面で異なります。再投資型は一旦利益を確定するので税金が取られますが、無配型は利益が確定しないので含み益に税金がかかりません。

大半の証券会社であればファンド検索の際に調べることができるので、上記の条件をクリアしているものを選ぶようにしてください。

ランキング上位には選ばれる理由がある

ランキングを見れば、どのようなファンドを選ぶべきか学ぶことができます。

  • 手数料が安い
  • 資産規模が大きい(安定性がある)
  • 成長が見込める対象(米国/先進国/全世界など)

上記を踏まえてランキングを見ると、上位は米国/先進国の株式インデックスファンドで手数料が安いファンドが選ばれていることが分かります。この中から自分にあったファンドを選んでおけば基本的には間違いありません。極端な話、ランキング1~10位のファンドを買えばOKです。

※以下は楽天証券で調べた手数料が安い投資信託のランキングです(21年3月27日時点)

人気ランキングと手数料ランキングでは若干内容が異なりますが、上位はほぼ同じ顔ぶれです。ランキングを見ると上位は米国や先進国、その後に全世界や日本となります。インデックス投資は世界経済の発展に対する投資なので、米国が投資先の基本となります。

迷ったらeMAXIS Slimを選んでおけばOK

ランキングにも複数出ていますが、迷ったら三菱UFJのeMAXIS Slimシリーズを選んでおけば間違いありません。このファンドは手数料最安を宣言しているので、手数料を安く投資するのにピッタリです。

eMAXIS Slimシリーズには、米国(S&P500)、先進国、オールカントリー、新興国、日本(日経225、TOPIX)など用意されているので、この中でポートフォリオを組めば間違いありません。1つずつ細かく違いを見ればもっと安い手数料のファンドもありますが、面倒ならeMAXIS Slimで検索して選べばOKです。

ちなみに私は以下の組み合わせで積立NISAを設定しています。米国55%、日本、先進国、新興国を15%ずつ、月33,300円で年間396,000円の積立設定となります。

比率を考えるのが面倒ならオールカントリーというファンドもあるので、S&P500に50%、オールカントリーに50%を基本に比率を変更する考え方でも良いです。

(※8/3更新)
積立設定を変更しました。詳細は2021年8月の積立設定をご覧ください。

私は積立NISAでは楽天証券を使っています。ポイント投資ができるのでおすすめです。詳細は以下の記事をご覧ください。

インデックス投資の選び方まとめ

インデックス投資を始める際には、以下の内容が重要と説明してきました。

  • ノーロード型のファンドを選ぶ
  • 手数料は0.2%以下
  • ランキング上位(米国/先進国のファンド)を参考にする
  • 迷ったらeMAXIS Slimシリーズ

インデックス投資のファンドの選び方は株式/債券、先進国/新興国、地域の分散などの考え方があります。取れるリスクや投資期間により選び方は様々です。少しずつ始めながら自分なりに良いと思う比率を見つけていくのが良いです。

投資をしたことが無い方は、まずは積立NISAによるインデックス投資から始めてみてください。少額から始められ、投資マインドを身につけるのに最適です。

eMAXISシリーズの詳細を知りたい方は以下をご覧ください。

インデックス投資(投資信託)の積立や米国株式ETFを始めるならSBI証券がおすすめです。手数料も安く株式情報も豊富です。私もメイン口座として使っています。

配当利回りでのスクリーニングや株主優待の検索も使いやすく、口座を作るだけでも無料でチェックできます。まだ口座持っていなければ作っておくと便利です。

SBI証券の詳細は以下のリンクからご確認ください。

SBI証券

コメント

タイトルとURLをコピーしました