マネーフォワードは家計簿を時短する最強ツール

投資環境

皆さんは普段の支出の管理をどのように行っているでしょうか。私は入社以来ずっとエクセルで家計簿をつけていました。

今ではマネーフォワードというツールを使って家計簿を自動管理しています。口座数が多いのでプレミアム会員(月額500円)にして資産管理に必要な銀行口座/クレジットカード/証券会社を登録しています。

家計簿をつけることの効果と、私にとっての神ツールであるマネーフォワードについて紹介します。

家計簿のメリット

お金の流れを見える化する

家計簿をつけることによる一番のメリットは「お金の見える化」です。自分のお金(収入と支出)がどのように使われているか見える化することで、支出を減らすための攻め所を把握できます。

自分の収入と支出を把握していなければ、自分が何にお金を使っているのか、どこを変えればお金が貯まるようになるのか計画を立てることが難しくなります。支出のコントロールの第一歩として自分のお金の流れを可視化することは非常に重要です。

普段何気なくお金を使っていたけど、実は食費(外食/飲み会)がかなり多いとか、ご褒美という名目でかなりムダ遣いしてるとかが見えてきます。

見える化したら改善できる

家計簿をつけるだけでもお金の流れを可視化できるのでメリットはありますが十分ではありません。可視化した後は、改善(PDCA)を行ってください。収入を増やすのは難しいですが、支出を減らすことは個人の努力で可能です。

家計簿をつけていると、どこの支出が全体に対して割合が高くて、どこを下げるべきかが把握できるようになります。また改善できる支出とできない支出も分かるようになります。

例えば個人の趣味に使うお金はコントロールできますが、冠婚葬祭などの対応は節約しようが無いので事前に余裕を持たせた予算管理が必要になることが分かります。

なんとなくお金を使ってしまう人は、小遣い制にして月の支出を決めてしまうのが良いです。3ヶ月我慢すれば〇〇を買おうとか、目標を持って支出を抑えることができます。

改善すべきは固定費

一番重要なのは固定費を減らすことです。住宅、光熱費、通信費、定額サービスはプランを変えるだけで年間の支出を大きく減らすことができます。たった一度の見直しで将来にわたって支出を減らせるので見直しを検討してください。

固定費の節約に関しては節約術のカテゴリもご覧ください。

節約術
「節約術」の記事一覧です。

ネットサービス、アプリ、クレジットカード等の有料会員も見直し対象です。使っていないサービスに一定額を払っているのであれば解約してください。

逆に食費、生活費、病院など必要なものを切り詰めるのはおすすめしません。健康や精神に負担がかかる節約は長期的に見てマイナスになるので、無理のない範囲で固定費/定額サービスを見直すのが良いです。

年単位でお金の支出をコントロールするのがゴール

毎月の家計簿をつけてお金の見える化とPDCAを回し、最終的には年間の収入と支出をコントロールできるのがゴールとなります。年間計画として突発イベントも見据えながら支出を抑え、100万単位の余裕資金を作ることができれば、それを投資に回すことで将来的に経済的自由にたどり着くことも可能です。

自分のお金の流れを客観的に見える化し事実に基づいて支出を減らすことができれば、経済的自由への入り口に立つことができます。お金の流れを把握するには面倒がらずに家計簿を始めるしかありません。

家計簿のデメリット

家計簿をつければ支出を減らすことができるのですが、一方でデメリットもあります。

時間がかかる

家計簿をつけるとなると、レシートの管理やらクレジットカードの支払い履歴やら1つずつ数字を管理して月単位、年単位で集計管理しないといけません。

はっきり言って家計簿は面倒なんです!最初の何か月かはモチベーションを保って続けることができても、1年、3年、5年と長期にわたり続けて行くのは大変です。だんだんと管理が面倒になってレシートがたまっていき、最後には家計簿をつけるのを諦めてしまう・・・なんてことが起こります。

効果が見えづらい

家計簿はお金の流れを見える化するためと言いましたが、見える化が威力を発揮するにはある程度の期間(年単位)継続しないと意味がありません。

データが貯まれば年単位の支出の比率を比較したり、連休などの季節に応じた支出の傾向が分析できますが、データが無ければ比較しようがありません。一定期間継続しないと効果が見えづらいのです。

しかし、日々のレシートを整理したりクレジットカードの支払いを把握するのは面倒なので、効果が感じられないと続けるのが面倒になって途中で挫折してしまいがちです。

つけなくても誰も困らない

家計簿は確定申告などの提出書類ではないため、つけなくても怒られることもないし、誰かが困ることもありません。すべて自分のお金の流れを把握するための作業です。

人間やらなく良いことを続けるにはかなりのモチベーションが必要です。家計簿をつけること自体が楽しくて趣味として続けられる人は良いですが、そのような人は少数派です。

家計簿はメリットはあっても続けるのは難しい

家計簿のメリットは理解できるしつけたほうが良いのも分かるけど、実際に家計簿を続けるのは大変です。節約マインドや投資マインドを持って、日々お金の流れを管理するのが当たり前になってしまえば続けられますが、普通の人が細かなお金の流れを日々管理するのは大変です。

私も家計簿は何とか続けていましたが、毎日記録するのは限界を感じ、週に1回、2週に1回と確認する頻度が少なくなり、最後の方は月末に簡単に給料と支出の確認をするだけになってしまいました。

番外編:私の家計簿の経歴

私は入社以来、かれこれ10年以上エクセルで家計簿をつけていました。

やっていた内容としては・・・

1年の始めに年間の支出計画を立て、年間の家計簿をエクセルを作成。現金で支払ったお金はレシートをもらい、毎週末にレシートの金額をエクセルに写し、クレジットカードの支払いはWEB明細を見ながらエクセルに写し、月次で予実をチェックしていました。

エクエルでは支出の分類として、固定費(住宅、光熱費、通信費)、食費、生活費、交通/車、娯楽、病院等に整理して分類別の傾向が分かるようにしていました。給料が入れば毎月入金額、小遣い、積立等を記入し、年間表のシートも更新して管理していました。

12月の年末になると一年の総決算として年間の収入と支出の総額をチェックし、1月に立てた予算に対してどれだけ差分が出たか振り返りを行い、翌年のエクセル表を更新する・・・

家計簿の管理だけ見ても、ものすごい時間をかけて管理をしていました。上記の管理があまりに大変なのでエクセルマクロを組んで家計簿リストを自動生成するところまでやっていました(;^ω^)

マネーフォワード&電子決済で家計簿を自動化

家計簿がだんだんと面倒になってきたときに、何とか楽にお金の流れを管理できないかと色々調べていた際にマネーフォワードの存在を知りました。それ以来、全てのお金の流れはマネーフォワードで管理しています。

マネーフォワードは家計簿アプリで、銀行やクレジットカード、電子マネー等のお金の流れを全て自動で集計/管理してくれます。また証券や年金などの資産管理にも対応しているので、家計簿だけでなく資産管理にも活用できます。

【公式】お金の見える化アプリ「マネーフォワード ME」紹介動画

ここからはマネーフォワードで家計簿を管理するためのコツについて紹介します。

支払いは基本的に電子決済にする

マネーフォワードで家計簿を管理するため、支払いは基本的に電子決済(クレジットカード orクレジットカード経由でチャージした電子マネー)にすることが重要です。マネーフォワードは様々な口座の支払い情報を集約してお金の流れを自動管理します。そのため、電子決済でないとお金の流れが把握できません。

suicaやnanacoにチャージした金額だけ分かれば十分という場合も、チャージはクレジット経由で行うようにしてください。現金を下ろして個別にチャージしてしまうとお金の流れが分かりづらくなってしまいます。

現金支払いはその場でマネーフォワードに登録

最近では電子決済の普及もありほとんどのお店ではクレジットや電子マネーで決済できるようになってきました。しかし、いまだに現金払いのお店は存在します。そのようなお店の場合は現金で支払った金額をマネーフォワードに手入力してください。

レシート読み込みを使うと、レシートの文字列を読み込んで自動で家計簿をつけてくれる機能もあります。レシートの項目を1つずつ入力するのが面倒な場合は、合計額だけ手入力すれば問題ありません。

※もし現金の支払いを入力しなかったとしても、銀行から降ろした金額と財布の残金から未入力分の金額がわかるので、あとから帳尻を合わせることもできます。

後は勝手にマネーフォワードが集計してくれる

マネーフォワードでは支払い項目を細かく分類して登録できます。以下はマネーフォワードで項目を登録する際のカテゴリです。

  • 食費
  • 日用品
  • 趣味・娯楽
  • 交際費
  • 交通費
  • 衣服・美容
  • 健康・医療
  • 自動車
  • 教養・教育
  • 特別な支出
  • 現金・カード
  • 通信費
  • 住宅
  • 税・社会保障
  • 保険
  • その他

カテゴリの中にさらに詳細カテゴリで分類できます。例えば食費であればなど細かく分類されており、さらに自分でカテゴリを追加こともできます。

  • 食費
  • 食料品
  • 外食
  • ・・・

上記のカテゴリを選択しておくと、カテゴリ別に支出額を集計して確認できます。

家計簿は月単位や、年単位で見ることもできるし、予算を入力して予算との差分を見ることもできます。またレポート機能を使うと時系列の支出の推移や、一般的な支出比率に対するバランスシートの確認も可能です。

マネーフォワードは私にとっての神ツール

以上、家計簿のメリットとマネーフォワードの紹介でした。

元々エクセルで行っていた家計簿は、毎週土曜にレシートを整理するのが結構大変で1H程度はかけていました。その作業の中で節約/投資マインドが磨かれたということもありますが、月に5時間、年間60時間をレシートとエクセル整理に費やすのはもったいないです。

時給1000円で換算すると6万円、その時間をマネーフォワードのプレミアム会員(年間6000円)で解決できるのであれば、私にとってはまさに神ツールなのです。毎週の家計簿の煩わしさから解放され、自分でエクセル入力しているよりもはるかに精度高くお金を見える化してくれ、さらに資産額まで常に把握できるので手放すことはできません。

マネーフォワードの無い生活に戻ることは考えられないですね。おそらく生涯使い続けるツールになりそうです。ちょっと大げさ?かもしれませんが、それだけ私の生活を変えたツールと言えます。

家計簿をつけているけど面倒で悩んでいる方や、家計簿をつけたいけど大変だから始められないと悩んでいた方は、マネーフォワードをおすすめします。プレミアム会員でなければ無料で使えるので一度インストールしてみて自分に合うか試してみると良いかも知れません。

マネーフォワードについては以下をご覧ください。

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