保有中の国内ファンドと新興国ファンドを売却しリバランスを行いました。投資信託の積立はいつ売却するべきか判断が難しく今まで一度も売却をしたことがありませんでした。
今回は積立を開始してから初めての売却&利確となります。リバランスというよりはオールカントリーに集約のイメージですが内容を紹介します。
売却&追加ファンド
SBI証券で保有していたファンドのうち国内ファンドと新興国ファンドを売却しました。
- 日経平均
- TOPIX
- ひふみプラス
- 新興国株式
新たに追加するファンドは以下の通りです。
- S&P500
- オールカントリー
国内インデックス、新興国インデックス共に停滞気味のため思い切って売却しました。インデックス投資の基本に従い米国インデックスとオールカントリーに集中させる方針です。
※インデックス投資の理論に関しては以下の記事でまとめましたのでご参照ください。
各ファンドの推移について
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は以下の通りです。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは以下の通りです。
TOPIX、新興国ともに2021年以降は伸び悩んでいる状況がわかります。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は以下の通りです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は以下の通りです。
オールカントリーは全世界の株式市場の時価総額と同じになるように構成されており、中身の55%が米国株のため実質米国ファンドと同じ値動きをします。20%が欧州、残りの25%がアジアと中南米となります。
オールカントリーの中には日本株、新興国株も含まれているのでリバランスというよりはオールカントリーに鞍替えのイメージです。
売却した理由
国内ファンドの売却に関しては円資産のリスクヘッジになっていないことが理由です。投資用の円資産や投資資産とは別の生活費の預金もあり、さらには給料や年金も日本円で受け取ることを考えると日本への投資は十分に行っていると言えます。
今後、日本市場&円の価値が下がった場合に投資信託でも日経平均やTOPIXのファンドを保有しているとリスクヘッジにならないと考え全て売却しました。
新興国ファンドに関しては、単純に米国ファンドに比べてリターンが低いことが理由です。現金化した分はオールカントリーに鞍替えするので完全に撤退するわけではなく比率を下げるイメージです。
いずれも再投資型の投資信託のため売却せずに保有し続ける考えもあったのですが、信託報酬料も安くパフォーマンスの良いファンドに集約した方がメリットがあり管理も楽と考え最終的に売却することにしました。
それにしても米国株は強いですね。日本と新興国が停滞している中で右肩上がりで成長を続けています。現状では米国株一択の状況だと感じます。
インデックス投資の積立設定
リバランスを受けて積立設定を変更しました。
投資信託(SBI証券)
売却金額が140万近くになるので、売却分の購入のためにしばらく積立金額を1万に増額して対応します。3か月程で設定を元に戻す予定です。
積立NISA(楽天証券)
積立NISAに関しては新興国の積立を5000円→0円に変更し、オールカントリーを5000円→10000円に増額しました。
今まで積立してきた新興国に関しては売却せずにホールドします。
リバランスまとめ
以上、インデックス投資のリバランスに関する紹介でした。2019年からインデックス投資を始めて初めての利確ということで色々と考えながら対応しました。
インデックス投資の積立は設定さえしてしまえば後はほったらかしで何もせずに済むので楽ちんなのですが、いざ利確&リバランスと考えるとタイミングを決めるのが難しいですね。
しばらくはS&P500とオールカントリーで積立を続けながら、大きな値動きがあった際は再び設定を見直していきます。
大賢者、結局はランキング上位のS&P500(1位)とオールカントリー(2位)になっちゃうね。
告。一般的にそれを猿真似投資と呼びます。あなたの場合は豚真似ですね。
自分で考えるよりパフォーマンスが出るんだから良いんです。ブヒー
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