ビットコイン&仮想通貨おすすめの買い方(初心者向け)

ビットコイン&暗号資産

ビットコインと仮想通貨について、ビットフライヤーとコインチェックで取り扱っている通貨を中心に一覧で整理しました。

ビットフライヤーとコインチェックは私も使っていてどちらも信用できる取引所です。これから仮想通貨の取引を検討している方は参考にしてください。

てんおく
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仮想通貨もインデックス投資と同じで時価総額で考えると良いです。

ビットフライヤー&コインチェックの仮想通貨一覧

以下は、ビットフライヤーとコインチェックで取り扱っている通貨の一覧です。(2021/9/9更新)

表記名前ビットフライヤーコインチェック時価総額発行上限占有率価格(円)
BTCビットコイン1位あり42%5092544
└BCHビットコインキャッシュ└9位あり0.6%73121
└LTCライトコイン└10位あり0.6%20101
ETHイーサリアム2位なし19%379052
└ETCイーサリアムクラシック└19位あり0.37%6456
XRPリップル5位あり2.5%121.99
└XLMステラルーメン└17位あり0.38%36.39
~その他~
DOTポルカドット8位あり1.36%3120
LINKチェーンリンク24位なし850
XTZテゾス 41位なし477.9
XEMネム43位あり20.41
IOSTアイオーエストークン48位あり7.3
QTUMクアンタム 50位なし1333
LSKリスク63位なし401
BATバット圏外あり84.50
ENJエンジンコイン 圏外あり187
OMGオーエムジーネットワーク圏外あり868
FCTファクトム 圏外なし191
MONAモナコイン圏外あり166
PLTパレットトークン圏外あり68.9
XYMシンボル圏外あり14.13

時価総額ランキングは以下のサイトから調べました。

暗号資産価格、チャート、時価総額 | CoinMarketCap
時価総額別トップ暗号資産の価格・チャートBitcoinをはじめとする、数千ものアルトコインの現在および過去のデータに無料でアクセス

基本のビットコイン、イーサリアム、リップルを把握

ビットコイン(BTC)

時価総額1位の通貨はビットコインです。仮想通貨の分類はビットコインかそれ以外(アルトコイン)かで分類されるほど重要な位置を占めています。

ビットコインは従来の通貨に変わる電子決済の手段として、非中央集権型のP2P技術やブロックチェーン技術を元に誕生し、瞬く間に世界中から注目され今や世界を変える程の注目を集めています。

仮想通貨市場において時価総額110兆円市場占有率42%を占めており、仮想通貨はビットコインを中心に回っています。全ての仮想通貨がビットコインを参考に作られていますし、全仮想通貨の基軸通貨の位置づけにもなっています。

市場占有率(ドミナンス)とは市場全体における時価総額の割合のことです。資金の流入量をチェックできるので通貨の注目度を計り今後の値動きの予測に使われます。

ビットコインに関連する通貨としてはライトコインビットコインキャッシュがあります。ライトコインはビットコインの改良版として開発され、ビットコインキャッシュはビットコインからのハードフォーク(分岐&アップグレード)で誕生しています。

イーサリアム(ETH)

時価総額2位の通貨はイーサリアムです。時価総額45兆円市場占有率19%を占めています。

イーサリアムはブロックチェーンにスマートコントラクトと呼ばれる様々な契約/アプリケーション情報を記録することで、電子決済だけでなくあらゆる事業取引に応用することを目指しています。

ブロックチェーン技術を単なる取引から新たな開発プラットフォームに進化させたことでビットコインとは異なる需要が生まれ、仮想通貨の中でも高い人気を誇っています。

イーサリアムの大きな特徴としては発行通貨の上限が無いことです。またマイニングの半減期もありません。マイニングの影響を受けることなく長期で安定した通貨を目指していることが伺えます。

イーサリアムに関連する通貨としてはイーサリアムクラシックがあります。イーサリアムクラシックは過去に発生したイーサリアムの不正流出事件を受けてプロジェクトが分裂する形で発生した通貨です。

リップル(XRP)

時価総額5位の通貨はリップルです。時価総額6兆円市場占有率は2.5%を占めています。

リップルは国際送金の効率化を目的に開発されました。通常の貨幣では国際送金するにはSWIFT(国際銀行間通信協会)のルールに基づき取引する必要があるため多くの時間と手数料がかかります。リップルを経由すれば数秒で送金が完了してしまいます。

リップルの大きな特徴は中央集権型の通貨ということです。通貨も全て発行済みで今後マイニングで増える事もありません。リップルも国際送金の業界標準として機能することを目指していることが伺えます。

リップルに関連する通貨としてはステラルーメンがあります。ステラルーメンはリップルの開発者の1人が新たに開発した通貨で、新興国における個人間の送金取引の円滑化を目指しています。

その他アルトコイン

仮想通貨市場では上位の3通貨(ビットコイン、イーサリアム、リップル)とその関連通貨で市場占有率70%を占めており、残りの30%をその他のアルトコインがシェア争いをしている状況です。ほとんどの通貨は1%以下の占有率です。

仮想通貨の種類は2000以上あり草コインとも言われています。その中でも厳しい審査をクリアした通貨が国内取引所で扱われる通貨です。

通貨の目的としては、先発のビットコインやイーサリアムの改良だったり、特定領域での流通や管理を効率化するために開発されています。

理念や技術がしっかりして今後も安定して成長が見込まれると国内取引所で扱われるようになります。国内取引所での取り扱いが始まると仮想通貨の価格も上がる傾向にあります。

ビットコインやイーサリアムと比べると弱いですが、国内取引所で扱われる通貨は比較的信頼性が高い通貨と考えて良いです。

海外取引所で扱われる通貨は公開して資金を集めるのが目的になっている物もあり、投資目的としてはふさわしくありません。仮想通貨の取引は国内取引所を使うようにしてください。

仮想通貨の買い方は株式と同じに考える

仮想通貨市場全体に投資(インデックス投資)

仮想通貨市場全体の成長を見込むのであればインデックス投資と同様に時価総額で考えます。以下のグラフは仮想通貨市場の時価総額の推移となります。

出展:https://jp.tradingview.com/chart/?symbol=CRYPTOCAP%3ATOTAL

市場全体では右肩上がりで時価総額が増えています。2017年のビットコイン最高値の際は投機的な値動きで投資とはいえない状況でしたが、2021年現在では市場自体が成長し投資環境に変わってきました。

株式市場と比較すると、株式市場全体の2.5%、東京証券の52%まで市場が拡大しています。

  • 株式市場全体:10,000兆円
  • ニューヨーク証券取引所:1,950兆円
  • 東京証券取引所:475兆円
  • 仮想通貨全体:250兆円

仮想通貨全体が今後も成長していくと思えば、時価総額の大きな通貨に投資をするのが良いです。具体的に言うとビットコイン、イーサリアム、リップルの3種類となります。

時価総額で市場を捉えるのはインデックス投資の基本です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

個別の通貨の成長に期待(個別投資)

個別の通貨に魅力を感じ、今後の成長に期待するのであれば自分が気に入った通貨を選択するのが良いです。考え方としては株式の個別銘柄を選ぶのに近いです。

イーサリアムやリップルは独自の理念で進化しているので今後も成長する可能性は高いです。そこから派生した各通貨も独自の進化をしているので今後も値上がりする可能性はあります。

ただ個別の特定通貨がどこまで値上がりするかは誰も予測できません。あくまで個人の責任で通貨を選ぶようにしてください。

新規&価格が安い通貨に先行投資(IPO投資)

新たに国内取引所で採用される通貨は注目が集まるため値上がりする傾向にあります。この値上がりを期待して先行投資するのもありです。考え方としてはIPO投資に近いです。

仮想通貨には1円~10円程度のものも存在します。これらの通貨が将来的に100円を超えるようになれば文字通り「億り人」になる可能性もあります。ただギャンブルに近い投資(投機?)のため全額失うリスクも考え行うようにしてください。

仮想通貨の買い方まとめ

通貨の選び方をまとめると以下の通りです。

  • 基本はインデックス投資と同じ時価総額で市場全体を考える
  • 時価総額で選ぶならビットコイン、イーサリアム、リップルの3通貨
  • その他のアルトコインは理念と技術を調べて自己責任で選ぶ
  • 新規&安い通貨はIPO投資と考える(ハイリスク)

仮想通貨市場自体がハイリスクなので、その中でリスクを考えても大して変わらないかもしれません。仮想通貨を投資対象と考えるか考えないかが全てです。

ただ、ここ最近の市場の勢いを見ると乗っかった方が正解な気がします。投資をしないリスク(値上がりのチャンスを逃す)も踏まえて仮想通貨をご検討ください。

仮想通貨の税金について

仮想通貨は累進課税(最大税率45%)

仮想通貨は雑所得として扱われます。総合課税のためサラリーマンの給料と合算され所得税として税金が取られます。

所得税は収入が増えるほど税金が高くなる累進課税のため、最大で45%が税金で取られます(利益が4000万以上の場合)。また損失が出たとしても翌年に繰越ができないので株式やFXで採用されている申告分離課税に比べると不利な状況です。

仮想通貨が課税されるタイミングは3パターンあります。どれも利益確定したと見なされその際に得た利益が課税対象となります。

  • 通貨の売却(通貨→円)
  • 通貨を用いた別通貨の購入(通貨→別の通貨)
  • 通貨を用いた決済(通貨→物品 or サービス)

「ビットコインの一部を使ってイーサリアムを購入」などの取引は課税対象となります。うっかりして確定申告を忘れてしまうと追徴課税が後から来るのでお気をつけください。

てんおく
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うっかりしてたでは税務署の方は許してくれませんのでご注意!

今は将来の税制変更に向けて積立で資産形成をする時期

仮想通貨が申告分離制になる予定は今の所ありません。ただ、FXが普及に合わせて税制が変わったように仮想通貨も税制が変わる可能性は十分にあります。

今のタイミングでは利益が出たからと言って安易に売ってしまうよりも、長期で積立しながら資産形成した方が良いです。

まだまだ成長期の仮想通貨市場のため、さらに成長する可能性は十分に秘めています。短期的な利益よりも長期的な資産を目指し、バイ&ホールドのスタンスでいるのが良いです。

投資比率としては10~20%程度が目安です。それ以上の比率ではリスクが高くなるのでご注意ください。積立投資なら1円からスタートできるので様子を見ながら投資比率を上げていくのがおすすめです。

仮想通貨の積立にはビットフライヤー、コインチェックがおすすめ

仮想通貨の取引所はどこもサービスが進化し、各社仮想通貨の積立ができるようになってきました。私が利用しているのはビットフライヤーとコインチェックの2社です。どちらも積立に対応しています。

ビットフライヤーは1円から積立可能で、毎日/毎月と積立方法も柔軟に選べます。少額から始めてみたい方にとっておすすめです。

コインチェックは月10,000円から積立に対応しており、10,000円を一括で購入するか月の日数で分散して購入するかを選べます。最低金額が10,000円と高いのが難点ですが、ビットフライヤーよりも取り扱い通貨が多いので目的の通貨があればコインチェックがおすすめです。

てんおく
てんおく

税金のことを考えたら、売ることは考えずに積立額をコントロールするのが良いです。10年積み立てて税制が変わるのを待ちましょう!

仮想通貨の取引を始めるなら以下の2社がおすすめです。どちらも無料で積立設定できます。

ビットフライヤー
・1円から積立可能
・積立設定の自由度が高い
ビットフライヤー

コインチェック
・通貨ペアが豊富
・画面が使いやすい
コインチェック

私も両口座とも利用しています。積立設定については以下の記事をご覧ください。
ビットコイン&仮想通貨の積立設定まとめ(毎日の積立を自動化)

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