現在私はトライオートETFで月平均5万円→8万程度を稼いでいます。トライオートETFの投資資産は550万→850万です。
週ごとに波がありますが1週間でおよそ5000円~8万円程度の副収入が発生します。自動売買なので完全にほったらかし運用でOKです。
レバレッジを効かせた取引となるためインデックス投資と比べてリスクは上がりますが、毎月安定した収入を生み出してくれる自動売買は文字通り不労所得、いわば自分年金です。
毎月5万の固定収入の安心感に加え、インデックス投資の値下がり時にも稼いでくれるので暴落・高騰どちらも楽しく投資が続けられます。
2021年9月以降のトライオートETF設定について紹介します。
トライオートETFの設定見直し
2021年4月から始めたトライオートETFですが、今までは鈴さんの「ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用」を運用してました。
しかし、インヴァスト証券では2021年7月にナスダック100トリプル(TQQQ)の自動売買設定を廃止しました。単一の注文は今でも可能ですが、100本単位で自動売買設定を行うことはできなくなり、継続的にTQQQを使っていくことは困難な状況です。
この状況に合わせて、各認定ビルダーもTQQQ以外の新たな設定を提案しています。TQQQ自体は今後も魅力的なファンドですが、自動売買の設定ができないのであればトライオートETFを使い続けるメリットがほとんどありません。
以上の理由から、私もTQQQの自動設定を卒業し新たなトライオートETF設定に移行する時期が来たと考え設定を見直しました。
※7月以前にTQQQ設定をしていた場合は継続して利用できます。私自身は鈴さんのTQQQ設定も継続しているのでご了承ください。
トライオートETFに向くファンド
トライオートETFを5か月間運用してきて感じた、トライオートETFに向くファンドの特徴は以下の通りです。
上記を全て兼ね備えたファンドと言えばTQQQで間違いありません。全ての特徴が揃っておりこれほどトライオートETFに適したファンドは無かったわけです。今はかなり値上がりしてしまいましたが、今でも十分魅力的です。
TQQQに代わるファンドとは
TQQQが自動売買に使えない以上、新たに同様の特徴を持つファンドを検討する必要があります。2021年9月現在、トライオートETFで自動売買の設定ができるファンドの内、私が考える上記3条件を揃えたファンド候補は以下の通りです。
1つ目はナスダック100です。TQQQに対してレバレッジは効いていませんが元々テクノロジー株の比率が高く値動きが激しいのが特徴です。またレバレッジが無い分、暴落影響を低め(30~50%)に設定すればレバレッジも高く設定することができます。
2つ目は小型株(ラッセル2000指数)です。ラッセル株3000の内1001~3000位の2000銘柄から構成されるファンドでボラティリティが高い、中長期では上昇が期待できると、自動売買に向いた特徴を持っています。
3つ目はS&P500ダブルです。ナスダックに比べると分散が効いているため安定していますが、2倍のレバレッジがかかることによってボラティリティが高くなり十分稼いでくれるのではないかと考えています。
(※2021/10/23追記)
10月より金融株トリプル(FAS)の設定を追加しました。レバレッジが3倍なのでボラティリティが高いのに加え、最近の金利上昇局面においては値上がりも期待できるため利確が発生しやすい状況と考えています。
新設定の紹介
以上の内容を踏まえ、新たに設定したトライオートETFの内容を紹介します。
ナスダック100
ナスダック100に関しては鈴さん、あっきんさんなどいくつか認定ビルダー設定があるのですが、私はサトウカズオさんの認定ビルダー設定を採用します。理由として設定がシンプルなことを重視しました。
ほったらかし投資が前提の私にとって設定が複雑だったり値動きに応じて設定見直しが必要だとハードルが上がります。今回はシンプルに設定幅や利確幅が一定の設定を採用しました。
自作で同設定を作る際のビルダー設定は以下の通りです。
レンジ240~480に対し3ドル間隔で均等に81本の設定をしています。利確幅は5$でカウンター固定です。暴落シナリオとしては-30%までを想定しています。現在のナスダック100は382$のため仮に30%下落すると267$のためレンジ的にも十分カバーできています。
非常にシンプルな設定でTQQQを運用していた経験からも適度に利確が発生し収益が出る設定と考えています。
小型株(ラッセル2000指数)
小型株の設定は2億り夫婦さんの認定ビルダー設定を採用します。紹介記事に書かれている通りボラティリティが高く、トライオートETFに向いています。また設定もナスダック100同様設定間隔、利確幅ともに一定でシンプルなことも採用理由の1つです。
自作で同設定を作る際のビルダー設定は以下の通りです。
レンジ170-260に対し1ドル間隔で90本の設定をしています。利確幅は12$でカウンター固定です。現在の小型株は228$のため仮に30%下落すると160$となりレンジを外れるため、レンジ設定は若干狭めです。その分収益率は高く利率15%以上を狙える設定となっています。
完全なほったらかし投資というよりは、値動きに合わせて少しずつレンジ設定を見直していくスタイルですが、今後のトライオートETFにおける主力候補です。
S&P500ダブル
S&P500は認定ビルダーがいないため自作で対応しました。設定としては上記2つのナスダック100や小型株を参考にしています。
※2022年1月14日のS&P500ダブル分割を受けて設定を変更済です。
- レンジ40~100に100本
- 利確幅は3$, 6$の2つで設定
- カウンターは同額で固定
6$の設定法は以下の通りです。他の値にしたい場合は「利確幅」と「カウンター値」の値をそれぞれ変更すればOKです。
利確幅は広く取れば取るほど収益率が上がります。上記では6$が最も利益率が高く(12.01%)なるのですが、利確頻度と利益率を考慮して3$、6$の2設定で運用しています。
利幅を小さめにとって回数&モチベーションを保つか、あくまで収益性にこだわるか、これは言わば投資スタイルの違いです。しばらく運用しながら最適設定を探っていきます。
S&P500ダブル(暴落対応)
上記の設定に加え、暴落時に安値でポジションを取るため以下の設定を追加しました。これは今まで運用していた鈴さんの「ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用」を参考にしています。
- レンジ15~40に25本
- 利確幅20ドル
- カウンターは同額で固定
設定法は以下の通りです。
レバレッジ2倍であることを考えると、コロナショック級で30%→60%の値下がり可能性があります。現在の価格は70$のため仮に60%値下がりすると28$となります。底値でポジションを多くとり、再び値上がりした際に利確幅20$で利益を出すことで収益率は42.96%となります。
レバレッジのかかっていないファンドは-30%、レバレッジ2倍のファンドは-60%を想定しておくことで中長期では大きく利益を拡大させる作戦です。
金融株トリプル(FAS)
(※2021/10/23追記)
10月からFASの設定も追加しました。FASの設定も基本的にはS&P500ダブルと同じ考え方で作成しています。
- レンジ80~200に60本
- 利確幅は
8$→ 8~12$ - 設定カウンターは同額で固定
ビルダー設定は以下の通りです。
FASに関しては利益幅を何パターンか変更してシミュレーションしてみましたが8~12$で設定しました。今までの経験から利益率と回数の兼ね合いを考えるとバランスが良いと感じています。
利確幅は個人の好みにもよりますが4~12$程度ならどの値でも良いと思います。コツコツ回数で稼ぐなら4$、ある程度ドカッと利益を出したいなら12$に設定してください。
設定まとめ
てんおくの設定一覧
現在のトライオートETF設定は以下の通りです。
※2022年1月の300万追加とTQQQ,SP500ダブル分割を受けて設定を変更済です。
設定 | ビルダー | 枚数 | 利確幅 | 期限収益率 | 必要証拠金 (1枚) | 推奨証拠金 (1枚) | 想定 証拠金 |
金融株トリプル(FAS) | てんおく | 4 | 8~12$ | 16.27% | 204,000 | 493,559 | 2,000,000 |
S&P500ダブル$3 | てんおく | 6 | 3$ | 10.0% | 150,000 | 245,000 | 1,500,000 |
S&P500ダブル$6 | てんおく | 6 | 6$ | 12.01% | 150,000 | 245,000 | 1,500,000 |
S&P500ダブル(15-40) | てんおく | 6 | 20$ | 42.96% | 37,500 | 88,000 | 450,000 |
ラッセル12_小型株 | 2億り夫婦 | 2 | 12$ | 18.65% | 450,000 | 623,362 | 850,000 (0.7倍) |
私は眠る_ナスダック100 | サトウカズオ | 2 | 5$ | 7.68% | 680,400 | 1,046,232 | 1,400,000 (0.7倍) |
TQQQ(※旧設定) | 鈴 | 16 | 6$ | – | – | 125,000 | 2,000,000 |
Total | 9,700,000 |
上記の利率はトライオートETFのビルダーでロジック設定した際のシミュレーション結果(2019年1月~)をそのまま掲載しています。シミュレーション期間によっては利率が変わるのであくまで1例として参考にしてください。
各ビルダーの紹介記事ではナスダック100は利率15.12%、小型株は利率15.99%とも紹介しています。合わせて紹介記事もご確認ください。
推奨証拠金について
2022年1月現在のトライオートETFの資金は850万です。今回の設定で必要となる推奨証拠金は970万のため推奨証拠金ギリギリの設定となっています。
しかしトライオートETFで提示される推奨証拠金はかなり余裕を持った金額が提示されるので、想定する下落リスク次第では提示金額が必要とは限りません。
ビルダーによってはシミュレーション結果の倍近くを想定(リーマン級)する方もいれば、推奨金以下でも問題ない(20~30%程度を想定)と考える方もいます。どこまでの下落を想定するかはリスクへの考え方次第のため、手持ちの現金資金も踏まえて検討が必要です。
私はコロナショック級(-30%)までを想定して設定を考えました。レバレッジのかかっていないナスダックや小型株であれば推奨証拠金の70%程度が目安、レバレッジがかかっているS&P500ダブルやFASは必要証拠金と同額は資金を用意した方が安全です。
今後の運用で徐々に利益が重なってくれば証拠金も余裕が出てくると考え少しリスクを取ってレバレッジを高めています。上記設定を参考にする場合は推奨証拠金(1枚)の金額を目安に資金を用意してください。
今までTQQQに頼って運用を続けてきましたが、今回をきっかけにいくつか複数の設定を同時に運用しながら最適な設定を見つけていければと考えています。
特にS&P500ダブル、FASに関してはレンジや利確幅を調整しながら毎週の成績を報告していきます。
毎週投資成績をブログに載せています。毎週のトライオートETFの成績は以下のリンクをご参照ください。
トライオートETF週次成績:トライオート週次成績を見る
大賢者、本当のこと言うとトライオートETF良くわかってなかったんだよね。今回初めて勉強して理解できたよ。
告。サルでも投資はできると言いますが、優れた投資法はブタでもマネできるようですね。
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